英語は本当に長い間学校で習いました。実用性もなく、あまり使うところもなく、目標もなかったので、上達もあまりしなかったです。iTOP英中韓会話に通い始め、こちらのBill先生に出会ってから、本当に英語の重要性を認識したし、私の勉強の意欲を沸かせてくれました。英語の勉強はやはり一生懸命覚えるだけでは足りないということを思い知らせてくれました。
英語勉強のコツ、と言うものも教えていただきました。英語は勉強すればするほど、本当に難しく、コツというものを身に付けないと効果というものはあまりはっきりしないものです。それで勉強の意欲をなくしたり、途中から続けられなくなります。先生の指導のもと、長く興味を持ったまま、長く続けられるようになりました。今回、TOEIC試験を受けてその結果を証明することにします。
iTOP英中韓会話には日、中、英、韓4ヶ国語に精通している先生がいるので、今日は英語、次回は中国語、その次は韓国語という受講スタイルが可能です。もちろん、英語で学ぶ中国語、韓国語なども可能です。また、自分のレベルや目的に合わせた勉強メニューを組んでもらえます。モチベーション維持に最適です。教材も市販の教科書から新聞まで、自分にあったものを選ぶこともできます。
私は過去に中国語留学の経験がありますが、日本ではあまり話す機会が無いので、語学力維持のためにこちらの教室でお世話になっています。今年の6月中国語検定試験HSK4級にも合格しました。次は5級、6級を目指して頑張っていきたいと思います。
旺盛な作曲活動を続けるバイオリニスト葉加瀬太郎にとって、東日本大震災は、自身の曲が持つ意味に思いを寄せ、作曲家の使命をあらためて自覚する契機となった。その引き金となった曲は、NHK連続テレビ小説「てっぱん」のテーマソング「ひまわり」。八月六日に発売した新アルバム「Etupirka(エトピリカ)」で、締めくくりの曲として収録した。 (安田信博)
女優瀧本美織が演じる、明るく前向きなヒロイン村上あかりがのびのび育った広島・尾道-。瀧本の弾(はじ)けるような笑顔と穏やかな瀬戸内海をイメージしてつくったのが「ひまわり」。包まれるような優しさ、温かさに満ちたリズムが毎朝、お茶の間に流れた。
だが二〇一一年三月の東日本大震災で、NHKは「震災関連ニュースや安否情報を優先させる」として、震災三日後の同十四日から総合とBS2での放送を休止した。
放送を再開した同十九日以降、被災地の視聴者からの声や便りが続々と葉加瀬の元に届いた。「失ったものは多いが、毎朝聴いていたメロディーが戻ってきたことですごく勇気づけられた」「心に残っていた響きを再び耳にして初めて、何げない日常がどれだけいとおしく、尊いものか身に染みた」-。「まさに音楽家冥利(みょうり)。自分にできること、日本復興への応援歌を『ひまわり』に託したいとの思いが、ふつふつ湧き起こってきた」という。
長女にも、漢字を当てて「向日葵(ひまり)」と命名するほど、ほれこんでいるひまわり。眺めていると自然と元気が出てくるという。三年連続で続けた全国ツアーでは、必ずアンコールの最後に演奏、来場者全員に種を配り「大きな花を咲かせてください」と呼び掛けてきた。
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ブラームス「ハンガリー舞曲第五番」や、「ツィゴイネルワイゼン」などクラシックの名曲も盛り込んだ新アルバム。弦楽四重奏にピアノというアンサンブルを核に、「技術的なハードルは高いが、やりがい十分」というアコースティックサウンドにこだわって仕上げた。ピアノの西村由紀江、フラメンコギターの沖仁という実力者を迎え、音に一段の厚みと潤いを醸し出している。
初めてアルバム収録したタイトル曲「エトピリカ」は、TBSの長寿ドキュメンタリー番組「情熱大陸」(日曜夜)のエンディングテーマだ。ドボルザークの「弦楽セレナーデ」のモチーフが随所に顔を出す編曲によって、新たな息吹が注入された。オープニング曲「情熱大陸」もスピーディーな迫力ある編曲が際立つ。いずれも自身の番組出演を機に生まれ、大きく育った曲である。
エトピリカは、国内では北海道周辺だけに生息する海鳥。鮮やかな赤いくちばしが特徴の絶滅危惧種で、アイヌ語で「くちばしが美しい」の意味。幼いころ図鑑で見て「ピエロのようなひょうきんな顔に魅せられた」という。北海道の雄大な大自然、アイヌ民族への畏敬の念がタイトルにつながった。
一家でロンドンに移住して七年。多様な民族が集う街で日本人であることを再認識し、「日本の美、よき伝統を自分のメロディーでアウトプットしたいとの思いが募ってきた」。モナコ、香港とともに「世界新三大夜景」都市に指定された長崎市のためにつくった「長崎夜曲」。甘美なメロディーで彩られている。組曲「NIPPON」の一曲で、日本の美の象徴、桜をイメージした「HANA」も収めた。
来年のデビュー二十五周年を控え、四日からアルバム発売を記念し、初めて全都道府県制覇に挑む国内縦断ツアーを始める。「日本中にメロディーを届けたいとの思いからで、少しでも元気になってもらえれば最高」と意欲的だ。
<はかせ・たろう> 1968年1月23日、大阪府生まれ。東京芸大器楽学科バイオリン専攻中退。90年、クライズラー&カンパニーのバイオリニストとしてデビュー。カナダの女性歌手セリーヌ・ディオンとの世界ツアーで一躍名をはせる。96年の解散後、ソロに。クラシックやポップスといったジャンルの垣根を越えた活動で脚光を浴びる。昨年9月から初のワールドツアーを行い、韓国、英国、米国、ドイツで44公演。妻はタレント高田万由子。
ー東京新聞
【モントリオール=共同】カナダで開催されていた第三十八回モントリオール世界映画祭で一日夕(日本時間二日未明)、吉永小百合さん主演の「ふしぎな岬の物語」(成島出(いずる)監督)が最高賞のグランプリに次ぐ審査員特別グランプリを受けた。「そこのみにて光輝く」の呉美保(おみぽ)監督が最優秀監督賞を受賞した。日本作品の審査員特別グランプリは二〇一一年の「わが母の記」(原田真人監督)以来。監督賞は市川準監督と根岸吉太郎監督が受けている。
◆吉永さん主演作には特別賞
吉永さんは舞台上でトロフィーを受け取るとフランス語で「私たち皆、本当に感激しております」とスピーチし、満面の笑みを浮かべた。
「ふしぎな-」は、吉永さんが出演した百十八本目の映画で、初めて企画も手掛けた。吉永さん演じる岬のカフェの女店主と集う人々との温かな交流を描いている。十月十一日公開。
同作品は、キリスト教関連団体が贈るエキュメニカル審査員賞も受賞した。
「そこのみ-」は、自ら命を絶った作家佐藤泰志さんが唯一残した長編小説を映画化した作品。北海道函館を舞台に居所を見つけられない男女の出会いを描いた恋愛小説。綾野剛(ごう)さん主演で、四月から各地で公開されている。
呉監督は三重県伊賀市出身で、在日韓国人三世の三十七歳。大阪芸大卒業後、大林宣彦監督の記録係を務める傍ら製作した短編で注目された。長編作に「酒井家のしあわせ」「オカンの嫁入り」がある。綾野さんは岐阜市出身の三十二歳。
◆思わず「キャー!」
<吉永小百合さんの話>(授賞発表では)私が最初に「キャー!」と言ってしまいました。手作りの映画がカナダでこんなに温かく受け止めてもらえるなんて思ってもみなかった。観客の皆さんに「感動した」と言ってもらえたのが一番の喜びで、二つの賞はプラスアルファです。
◆原作者が報われた
<呉美保監督の話>原作者の佐藤泰志さんは芥川賞に五回もノミネートされて落選して、自殺されました。約二十五年前に書かれた小説が映画に変わって、(受賞できて)佐藤さんが報われたような気がして今、本当に胸がいっぱいです。佐藤さんに、おめでとうございますと言いたいです。
◆風が吹いた感じ
<綾野剛さんの話>風が吹いたなって感じです。佐藤泰志さんに届けられたかなと思います。この監督賞をきっかけに日本でも多くの人に届くことを願っています。国と文化を超えてコミュニケーションをとれた実感があり、映画はあらためて世界共通語だと思いました。
<モントリオール世界映画祭>1977年に始まった北米最大級の映画祭。83年に「未完の対局」(佐藤純弥監督など、日中合作)、2006年に「長い散歩」(奥田瑛二監督)、08年に「おくりびと」(滝田洋二郎監督)が最高賞のグランプリ獲得。09年に根岸吉太郎監督が最優秀監督賞、10年に深津絵里さんが最優秀女優賞に選ばれるなど日本関連作品の評価が高い。
ー中日新聞
KNT-CTホールディングスは8月28日、訪日個人旅行者向けのポータルサイトとして「TABEE JAPAN(タビー・ジャパン)」を開設した。訪日個人旅行者が増加する中、多様化する旅行者の要望への対応を強化する考え。
KNT-CTでは今年1月、訪日個人旅行のビジネスモデルの確立をはかり、「訪日FITセンター」を社内に設立。近畿日本ツーリスト(KNT)とクラブツーリズム(クラツー)の訪日個人旅行事業を集約し、販売体制の強化をはかっているところ。今回のポータルサイトもその一環で、サイトを訪日個人旅行者へのサービスの核として捉え、同グループの各サービスを紹介し、旅行者とって利便性の高い「ショッピングモール」をめざす。対応言語は英語、中国語簡体字、繁体字の3種類。
ウェブサイトでは、訪日個人旅行者向けのサービスとして、KNTのホテル・予約オンラインサイト「JTO(ジェイティーオー)」と、クラツーのバスツアー商品「YOKOSO Japan Tour」を紹介。JTOでは2000軒超の宿泊施設を提供しており、YOKOSO Japan Tourでは年間500本コースを用意しているという。それぞれ対応言語は英語、中国語簡体字、繁体字で、JTOでは韓国語対応も可能だ。
また、今回新しいパッケージ商品として用意した「TABEE MATE(タビー・メイト)」の情報も掲載。パッケージは割安な乗車券と宿泊をセットしたもので、東京、名古屋、大阪発着で50コースを設定した。今後は付加価値の高い商品を拡充していく考えだ。対応言語は英語、中国語簡体字、繁体字とした。
KNT-CTによると、TABEE JAPANでは9月1日からインスタグラムを使ったキャンペーンなど、ソーシャルメディアの活用や、アジアを中心とする海外トラベルフェアへの出展、海外現地法人との連携を通し、B2Cの販売プロモーションを進めていく方針。プロモーションや商品の増加により、SNSやエールマガジンなどによる顧客接点を、現在の100万人から2016年には300万人に拡大したい考えだ。
ーTravel Vison