俳優の斎藤工が現地時間24日、イタリアで開催中のヨーロッパ最大のアジア映画祭『第18回ウディネ・ファーイースト映画祭』で上映された映画『高台家の人々』(6月4日公開)の舞台あいさつに出席。上映後には、映画ファン、とりわけ多くの女性から囲まれ、日本に劣らない人気ぶりを発揮した。
同作は、『ごくせん』『デカワンコ』などのヒット作で知られる森本梢子氏の人気漫画を実写化。口下手で不器用な分、“妄想”が大好きな主人公・木絵を綾瀬はるか、木絵の妄想を読み取る名門一家“高台家”の長男・光正を斎藤が演じるほか、水原希子、間宮祥太朗、大地真央、市村正親、シャーロット・ケイト・フォックス、夏帆、坂口健太郎、大野拓朗、塚地武雅、堀内敬子らが出演する。
会場の新ジョバンニ劇場には約1000人を超える観客がつめかけ、場内は満席に。客層も10代・20代の男女から、同映画祭に長年通っているという50代・60代の地元民まで、さまざまな映画ファンが集まった。
上映前には、斎藤が「Buonasera a tutti.(みなさん、こんばんは!)」とイタリア語であいさつ。「劇場のすぐ近くで食べた生ハムがとてもおいしかった」と初のイタリアを楽しんでいる様子を話し、締めのあいさつでは「Udine e bellissima!(ウディネ最高!)」と大きな声で思いを伝えると、観客からは大きな拍手が沸き起こった。
斎藤は「3、4階席から笑い声が降ってくるようでした。この作品の大事な“妄想”シーンで、多くの観客が笑ってくれていて、次の“妄想”シーンがいつかいつか待ちわびている様子が伝わってきてうれしかった」と観客の反応を喜び、「改めて、映画というのは世界の共通言語だと感じましたし、この映画が一つの架け橋なれば」と確かな手ごたえを感じていた。
同映画祭は、現地時間22日~30日まで開催。日本をはじめとして韓国や中国、台湾、香港といったアジアを中心とした国と地域から出品された60作品が上映され、最終日の30日に受賞作品が発表される。
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