インバウンド(訪日外国人客)誘致に取り組む池田市は、多言語の観光案内板を阪急駅前に設けた。都心部から離れた地域ではあるものの、外国人に人気のインスタントラーメン発明記念館といった施設があり、市担当者は「目的地まで迷わずにたどり着いてもらえれば」とアピールしている。
阪急池田駅前に設置された大型案内板 |
案内板は、阪急電鉄池田駅改札前の看板を改装したもので、横590センチ、高さ180センチ。
QRコードをスマートフォンで読み取ると、日本語、英語、韓国語、中国語(簡体字と繁体字)に自動翻訳したサイトを表示する。地図や音声でその施設まで誘導する仕組みだ。インスタントラーメン発明記念館や五月山動物園など市内の16施設を紹介している。
市によると、市内を訪れる観光客は年間160万人。このうち1割程度が訪日外国人とみている。市観光・ふれあい課の担当者は「土地勘がなければ、看板だけで目的地にたどり着けないケースもある。道に迷うことが少しでも減れば」と話している。
From 大阪日々新聞
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