大阪・ミナミのドラッグストアが、アジアからの観光客であふれている。店内には中国語が飛び交い、外国人客が9割を占めるという店もある。新規出店も相次ぎ、外国人観光客の争奪戦になっている。
平日の午後、心斎橋筋商店街にあるコクミンドラッグ心斎橋中央店は、ほとんどが外国人客で占められていた。店内には中国語で「6・5折」(35%割引)と書かれたポップが並び、パスポート提示で5%割引のサービスもしている。
中国・北京から訪れた女性(36)は、化粧品やストッキング、マスクなどで買い物かごを満杯にしていた。「日本の化粧品は種類も豊富で品質が高い。東京より安いから、買い物は大阪がいいと聞いています」
ー朝日新聞DIGITALより