「ヨナノミクス」韓国驚きの経済効果

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写真はキム・ヨナの広告

Record China 配信

2014年3月4日、韓国・中央日報によると、韓国のフィギュアスケート選手キム・ヨナの経済効果が、韓流スターのペ・ヨンジュンをもしのいでいる。5日付で捜狐体育が伝えた。

 

報道によると、4年前のバンクーバー五輪で金メダルを獲得した後には、キム・ヨナが創出する経済波及効果は直接的な効果だけで1兆8201億ウォン(約1752億円)にのぼった。このほか、「キム・ヨナ携帯」「キム・ヨナ積立金」などのネーミングライセンス製品の売り上げは約1兆7891億ウォン(約1722億円)となった。「キム・ヨナ」がもはや1つのブランドになっているのだ。そのため、「ヨナノミクス」という言葉まで誕生している。

 

サムスン電子によると、キム・ヨナがある家電ブランドの広告キャラクターになったところ、サムスン電子の販売競争力はキム・ヨナ出演前の66%から90%にまで上昇した。また、同じくキム・ヨナを広告キャラクターに起用した現代自動車の広告効果は700億ウォン(約67億円)と推計されている。

 

現代経済研究院によると、2003年にドラマ「冬のソナタ」で一躍スターとなったペ・ヨンジュンは、韓国と日本で計3兆ウォン(約2880億円)以上の経済効果をもたらした。同研究院の研究員は「『冬のソナタ』から10年経った現在の情報拡散のスピードや範囲も考慮すると、キム・ヨナなどのスターが生み出す経済効果はペ・ヨンジュンのころよりはるかに大きくなる」と指摘している。(翻訳・編集/北田)